アニモン基金報告7回目:次のステップは白血病ウィルス定量検査へ

先週、そして今週と記録的な大雪 に 
預かり2号、福猫舎あぶくまシェルター訪問の予定が大幅にずれ込み
残念ながら アニモンに会いにいけない状況です。

会いたいなぁ アニモン。そしてもちろん皆にゃんにも。

予想を超えるご支援を頂き、安心して検査をすすめることができています。
ただご存じの通り シェルターのある郡山市も想定を超える積雪のため、
通院もままならず最低限の回数しかこなせておらず、思い通りのスピードでは検査がすすんでいません。
東北とはいっても雪国ではない福島県中通り地方は除雪能力はとんとなく、幹線道路がせいいっぱい。
が、今回はそれすら麻痺し、まして生活道路はとんでもないことになっています。
預かり2号の運転能力ではとても恐くて足を踏み入れることができないのです

1月末までの検査状況を集計報告を受け 延べ48ニャン回分の検査費用補助

144,000円 福猫舎あて振り込みを済ませております。

検査結果の詳細は福猫舎の報告に委ねるとして 検査対象のざっくりした内訳は下記の通りです。

新規検査(新規保護猫) 7頭 → これらの子については再検査も必要です。
全頭再検査はごく一部を残して(白血病キャリアの子)終了致しました。
他に 再再検査 つまり3回目の検査を受けた猫もいます。
前回擬陽性だったため、先駆けて検査をしました。

前回ご報告の1月22日以降にご支援頂きました方々は下記の通りです

中さま+α NCさま 中さま 坂さま 夏さま 赤さま 
矢さま MUさま 木さま

全頭検査がほぼ完了したものとして 今後は基金残高でもご報告させていただきます。

2月16日現在残高 402,000円となっています。

陰転治療中及びFeLV猫との接触による再検査待ちの仔猫軍 17頭については
下記のような 高度なウィルス検査を受けてみるようシェルターに要望しています。
金額は東京価格で16,000円~ という高額なものです。

G0017.jpg
出展 ケーナインラボ遺伝子検査

猫白血病定量検査というものです。
リアルタイムPCR法(定量遺伝子検査)

FeLVが陽性か陰性かというだけでなく、ウィルス数を数値で検出する最新の検査で
この検査を受けられるところは上記検査機関となります。

こちらでも獣医師にあれこれ相談した結果、
陰転治療をしている猫さんの治療結果の指標ともなり、今後の治療方針をたてるのにも有効と判断しました。
ただとても精密な検査のため、これまでのキット検査では陰性であった子にも
ごく微量であってもウィルスの存在を確認するという辛い事態も有りうるわけです。
検査費用もキットの比ではありませんので、繰り返し受けられるものではありませんが
何度もキットで繰り返すことのデメリットを考えれば、ぜひまず一度はこの検査を と願っています。
福島からこの検査を受けるには、先生にも大変な手間と労力をおかけすることになりますが
皆さんからこれだけのご支援を頂いたからこそできる選択肢です。

アニモンだけなら 私たちチーム福猫がこそっと行っていたと思います。
でも彼だけではない、、、 どの子にも平等に治療と検査のチャンスを頂けたことに感謝しています。


どうか検査が進められるよう 雪の女神さまのお心が静まりますように。
採取した検査血液は東京まで運びます。通行止めではアウトです(T_T)

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下記に 検査方法のまとめを覚書としてあります。


FeLVの検査方法
検査方法名検出までの時間特徴
●ウィルス分離FeLV感染後最も早期に陽性反応究極的診断法だが、煩雑で利用されていない
リアルタイムPCR法(定量遺伝子検査)感染後2~3日から陽性反応検出限界値はある。 血漿ウィルス数が報告される
●リアルタイムPCR法(定性遺伝子検査) プロウィルス検査感染後2~3日から陽性反応検出限界値はある。 検出は陽性+ か陰性- か。
ELISA法上記検査についで早く次いで陽性反応が出る。キット検査 院内で短時間で検査可能
●蛍光抗体法 IFA法他の検査で陽性と出た後に用いる単独で行われることはない精密検査
●イムノクロマト法 他の検査で陽性と出た後に用いる


<シェルターの猫たちが受けているもの>
最も一般的に行われていて これまで行ったのはELISA法(いらいざほう)です。
商品名でいうと IDEXXの「スナップ・FeLV/FIVコンボ」 アドテックの「チェックマンFeLV」など。
低コスト、簡単操作、高感度 様々な検査がこのサンドイッチ酵素免疫測定法(ELISA;enzyme-linked immunosorbent assay)で実施されています。
このELISA法そのものは抗原検査 抗体検査のいずれにも用いられますが FeLVは抗原検査です。(ちなみにFIVは抗体検査)

<今後シェルターの仔猫たちに受けて欲しい検査>
リアルタイムPCR法(定量遺伝子検査)

遺伝子検査には
定性検査 と 定量検査の二つがあります。
クリックすると 解説PDFファイルへリンクしています。

定性検査というのは 感染の有無だけが結果として得られます。 
つまり +陽性  -陰性 ということのみです。
プロウイルス検査ではFeLV が過去に感染したか否かを判別することができます。

対して

定量検査では 感染の有無と同時に
血漿中に存在するネコ白血病ウイルス(FeLV)の遺伝子、ウイルス数を検出します。
つまり今現在の感染の度合い 程度 確認できます。

治療の効果はあったのかどうか、効果を期待していいのかどうか 
陽性の猫の個体別感染レベルはどうなのか
ある意味かなりつらい結果となることも予想されます。
ばくぜんと希望を持っている方が楽ということも真理ですから。


数年前にこの遺伝子検査が登場する前は FIPの診断のより所がコロナ値だけで
その結果に右往左往する時代がありました。
いまでは遺伝子検査によってコロナ値に翻弄されないで済むようになっています。
そして FeLVには定量検査が受けられるようになりました。
このような形でこの検査のことを勉強することになろうとは、複雑な想いでいっぱいです。
そして 感染の有無と発症のメカニズム、陰転の持つ意味合いはまだまだ未知の領域です。
ストレスのできるだけ少ない生活をと願うだけで、遠くから見守ることしかできず
直接のお世話もしてあげられないことに胸が痛みます。



預かり2号覚書
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