大震災から2年を経て

3・11はこのブログをご覧頂いている皆さんはどんなふうに過ごされたでしょうか。

あれ以来 人間のことはさておいても 四足家族のための備蓄、もしくは多めの買い置きを心がけて!
と事あるごとに声かけしています。
また仕事などで留守時間が多い方へは、水飲み場の2か所以上の設置と、その形状の再考を。
場合によってはキッチンの洗い桶の溜め水が有効とお話したこともあります。
飢えに耐えることはことはある程度できても、水がないと致命的な猫さんもいるからです。
小さな器の水は ほとんどこぼれてしまって残っていない可能性が高いのです。

震度6強の地震は凄まじいもので カギのかかっていない窓は左右に揺さぶられ開いてしまいます。
歪みがくると サッシの窓枠ごと落下します。ドアは潰されたりひしゃげたり使いものになりません。
(帰省時、そんな状況にカメラを向けることができなくて、紹介できるような画像がないのですが・・・)
勝手に開いてしまうことだけではなくて、自発的にしなくていけないこと

大きな地震の際の鉄則として… 避難路の確保 があります。
地震発生時の行動心得5か条の三番目です。
特に、コンクリートマンションなどは、地震の揺れでドアがゆがみ、部屋に閉じ込められることがあるから、だそうです。
開放逃走は同時に起こります。恐怖のあまり動けない猫さんばかりではなくて、その逆のパニックもあります。
揺れよりも 音による恐怖かもしれません。
猫を譲渡するにあたって 完全室内飼いをお願いし、「脱走防止対策」もとって頂いています。
でも飼い主自ら逃走を引き起こしてしまうような判断が必要なこともあるんです。 
どうぞその状況をイメージし、シュミレーションと対策を考えてみてください。
猫にも飼い主にも生き残って欲しいんです。津波の危険がある地域にお住まいの方も。

震災がなければ そんなことを考えることもなかったでしょうし、
そもそもこのブログもなくて、様々な出会いも生まれませんでした。

震災後最初に引き受けた猫はこの3にゃん。
img4ce6b54ezik0zj.jpg

続きを読む

レオン君になりました

DSC_0230-1.jpg
最新のフータ、お顔が柔らか

イッキにことが進んだお知らせです。
全身から恐怖の野良臭と高速パンチを繰り出していた彼ですが、
去勢を境に、壁が崩壊してフーツーの猫さんに。
ゴロスリというわけにはいきませんが、おもちゃにも反応するし
何より 猫LOVE! 

が、2号宅の保母猫がフータにつれない。
そこで預かり2号宅を出て猫友のマリリンさんが新たな家猫修行の準備の場所を
提供してくださっていました。
震災の直後に老猫バース君を看取り、妹分のムーアちゃんが残されていたお家に久々の仔猫。
ムーアちゃんも老猫さんで、どうなることかと見守ってくださっていた
ご家族が会議を開いて下さって、このまま「我が家の子」としてとお申し込みを頂きました。

フータ改め レオン君はムーアちゃんが大好き
2013-02-13 14.50.41-1-1

人間はどうでもよくて(笑) もっぱらお給餌役。
ムーアちゃんは時に煩そうですが、追ったり追いかけられたり
運動量も増えて、ちょっと若返ったと!
2013-03-05 14.22.06-1

そしてなんと、レオン君のグルーミングもしてあげるのだそうです。

マリリンさんは預かり2号とともに、レオン君たちのお迎え搬送に
佐野SAまで付き合って下さっていました。
強い縁を感じてくださったのでしょうか。
いずれはもう1にゃんとのお気持ちも伺ってはいましたが、もう少し
月齢の若い猫さん・・・を、のはずでした。
レオンくん、抱っこはお嫌いだし、びびりっ子でヘビ歩きの一方キッチンギャング、
それでも何よりムーアちゃんのことが大好きなことが一番です、と。

将来はレオン君が有能な保父さん候補よ、とチャーミングに微笑むマリリンさん。
そんなわけで、フータくんは募集予定から、お家決定、募集終了へと一足跳びで、
震災の日を前に 福猫 預かり日誌は開店休業の嬉しいご報告となりました。




続きを読む

たんぽぽちゃんになりました

応援ありがとうございました。まるこシェルターからきたみっちゃんは正式譲渡となりました。
募集を終了致します。たんぽぽちゃんという名前になりました。ご報告は預かり3号からの予定です。
3106037_1762095495_138large.jpg041_20121218105959.jpg

素敵な瞳とチャーミングな黒子。
ワクチン2回済 ウィルス検査陰性 健康状態良好 先住猫さんOK
避妊済み マイクロチップ挿入済み 盛大に喉を鳴らして甘えます。
合わせてみっちゃんの物語をお読みいただくと詳細が分かるかと思います。



みっちゃんをトライアルで里親さん宅にお届けしたのが2月17日
預かり宅ではずっと猫と一緒で ひとりぼっちは初めてのみっちゃんは
初めての環境でどんなにか心細かったと思います
時々里親さんがお知らせくださるメールに心配に駆られることもしばしばでしたが
不安や寂しさでいっぱいのみっちゃんの心に 里親さんの心遣いや優しさが素直に沁みたのでしょう
19日ぶりに会ったみっちゃんは しっかり里親さんちのぽぽちゃんになっていました
預かり人はすっかり知らないお客様 警戒してなかなか出てきてくれなくて
ここがワタシのおうちなの と教えてくれたようでした
それは寂しくもあったけれど 新しい環境を受け入れてくれたことに安心させられました
初めて猫と暮らす里親さんにとっても 不安なスタートだったことと思います
最初引きこもっていたみっちゃんと好物のヨーグルトで仲良くなったこと いつも里親さんのそばにいたがること
一緒に寝ていること 可愛い声で甘えて遊びをせがまれることなどなど
少しずつみっちゃんとの距離を縮めて 家族になれたことをうれしそうにお話しくださいました



IMG_0012_20130308231721.jpg

里親さん 慎重に初爪切り


爪切りが初めての里親さんに教えてさしあげるために 少しだけ抱かせてもらって爪を見たら
お届けする前日に切りそろえた爪はすっかり伸びていました
寂しさや不安をよく乗り越えたね みっちゃんがんばったのね
みっちゃんは大人しく爪を切らせてくれるから 里親さんもきっと助かるよ
もう新しい名前で呼ばれたらちゃんとお返事できるんだってね やっぱりみっちゃんは賢いね


白キジとサビの乳姉妹子猫が福島からやってきたのが昨年の6月
ひと夏くらいで終わるかと思っていたみっちゃんとの時間は 思いもよらず長くなってしまいました
先に巣立った乳姉妹のすぅちゃんを追いかけるようにとはいかず 里親さん探しは難航
お届けに伺ったら最初のお話とは違っていたりで がっかりしたこともありましたっけ
そんなこんなで気が付けば秋になり年を越して 春になる前にやっと役目を果たせたわけです
1歳の誕生日前にはなんとかと願ったのが叶いました
預かり宅を移りながらみっちゃんと過ごした9か月
ご縁探しには苦戦しましたが みっちゃんは大当たりの預かりっ子でした
のびのびと元気に育ってくれて 預かり宅の猫とは兄弟のように仲良くなって
人に甘えるのも上手で賢くて いると楽しくて賑やかで 預かりっ子なのを忘れそうになるくらいでした
みっちゃん 楽しい時間をたくさんありがとう



IMG_2490.jpg IMG_2344.jpg


赤い糸の先を見つけるのに 時間がかかってしまったね
嫌いな譲渡会に何度もつき合わせてしまって ごめんね
そんなことはもう二度とないからね
これからはおうちが変わることはないよ
ずっと同じおうちで 大好きな里親さんのそばにいられるの
たくさん甘えてたくさん愛されて
ぽぽちゃん もっともっと幸せになってね



IMG_0034 (3)

里親さん宅の玄関で (お届けの日)



みっちゃんを応援くださった皆様 今まで見守ってくださった皆様に改めて感謝申し上げます
3月7日 みっちゃん(仮名)はたんぽぽちゃんと名付けられて 正式に家族として迎えられました
ありがとうございました

 
Special Thanks to  預かり1号2号3号宅の猫たち
みっちゃんの教育指導や遊び相手になってくれて 大いに助けになりました
みんなありがとう !


DSC_1198.jpg IMG_0028_20130308215737.jpg
預かり1号宅     預かり3号宅

マイクロチップのススメ

2012-2013年の猫さん

昨10月24日 みっちゃんに
006_20121216200010_20130306103912.jpg

1月27日 ぐぅぐぅ(旧すぅ)ちゃんへも不妊&挿入終了とご連絡頂きました。
121211_1034~001

1月28日 フータくんに
DSC_0601.jpg

そして3月3日に ナッツ&シュウ(旧みたらしだんご)も
無事不妊とマイクロチップ挿入が終わりましたとお知らせを頂いたばかりです。
age.jpg

マイクロチップの読み取り機も共通化されて、数年前に比べて格段に普及を進めるべき時期が来ていると思います。
チップさえ入っていたら・・・ あんなにたくさんの犬や猫たちが飼い主の元へ戻れないという悲劇も少しは減ったのではと思います。

私たちチーム福猫はマイクロチップの挿入を家族が愛猫にできる大切な事と考えて、自分で不妊を行う場合はもちろんご縁をとりもっている猫については、不妊手術時のマイクロチップの挿入をお願いしています。

でも大事なことはもう一つあって、これは皆さんの協力なくしてはできないことなんです。それは

目の前にいる 猫や犬にはマイクロチップが入っている!と意識すること
それを行政にも 当たり前のこととして 対処してもらう
 

ということなんです。

バラバラになってしまった時 その子を探す大切な術となるにはもう少し時間がかかりそうですが、
それを推進して行く力を持たなくてはいけないのは 一般市民なのだとがっかりする出来事がありました。

預かり2号が住むところは 東京都目黒区です。フータは目黒でマイクロチップを入れました。
恥を忍んで(まじで恥ですよ、目黒区!)書きますが…

目黒区は マイクロチップの読み取り機を 1台も所有していません。

もしも愛猫が家を出てしまい、事故にあって清掃局に収容されたとしてもチップの読み取りは行われていないのです。
驚愕の事実でした。

目黒区では当時画期的と言われた 「猫の適正飼養ガイドライン・飼育ルール」を制定し その中でマイクロチップも推奨しています。
にもかかわらず何故?1台(簡単なものであれば3万円弱です)も無いのか。

清掃局だけでなくて 保健所にも区役所にももちろん警察にもそれはなくて、 どうするのか?と問えば
東京都が持っているから(つまり愛護センターにはあるからと)
マイクロチップを推進しているのは 環境省で、犬猫の衛生管理を管轄しているのは厚生省

という縦割り悪制が影をひそめていました。
そして獣医さんが所有しているから いざとなれば、ということだったのかもしれません。

mil.jpg
これはフータの身体にかざして読み取ってもらったところ。3万円弱のものです。
荒れ狂う大型犬にこれを使うことは難しいこともあるかもしれないけれど、それでも十分役割を果たします。

東京で災害が起きた時には いったいどうなるのでしょう。福島の比ではないかもしれません。
区の衛生課に訴えましたが・・・

「そんなことを言ってきたのは あなたが初めてです」と。
それにもびっくりです。誰も声をあげなかったことにもですが、気がつかない区政にも。

実際にそれで帰宅できた犬猫がいたかどうかはともかく、福島の小さな市の保健所にさえも配置されている読み取り機。
震災後それを知った時には、感動もしスタンダードと信じて疑わなかったのに(苦笑)

ぐぅぐぅちゃんの飼い主さんは自分のお住まいの役所へ確認をしてくださいました。
神奈川県のある町ですが、ちゃんと保有しているそうです。
ぜひ 皆さんも行政に確認してみて ぜひここのコメント欄へお知らせ頂けたらと思います。
同伴避難活動の声をあげている猫友さんが、世田谷区に確認してくれたところ、保健所に1台あるそうです。
持ってるだけまし、でしょうか。

ふと気になって検索をかけてみると、簡単に岩手県議会の資料にも全市区町村の保健所への読み取り機の配置の申請などが見つかりました。地方の方が・・・お上からのお達しに素直で従順と穿ったみかたをしてしまいました。
もちろん持っているだけではなくて、それがどう有効活用されるかなのですが、無いものはどうにもなりません。

もうすぐ震災の日で、テレビや新聞では関連の報道が増えています。2年目と数えてもあまり意味はなくて、いまだ取り残されている子、飼い主と出逢えなくてシェルターのケージで暮らしている子たちの数は半端ではありません。
飼い主ができる備えは自分でする、そして当然行政がその後押しをしてくれることを強く望みます。

そして麻酔時ではなくても・・・チップの挿入を考えていかなくてはいけないとも感じています。
大人の猫さんにも、ということです。

311を前に。





続きを読む

チーム福猫のTwitter
最新の様子を!
プロフィール

チーム福猫

Author:チーム福猫
猫好き世話好きおばちゃん集団。
福島の被災猫さんたちのことが片時も忘れらずに・・・
一人で出来ることは小さいけど、少しずつ助け合って猫の家族探し。
1にゃん終わればまた1にゃん。

ランキングに参加しました
にほんブログ村 猫ブログ 猫 里親募集へ
ぽちっと応援お願いします
被災猫はまだ死語ではありません。ランキングで再認識を。
にほんブログ村 猫ブログ 被災猫へ
最新記事
カテゴリ
最新コメント
猫たちへの問い合わせ

名前:
メール:
件名:
本文:

楽天でお買物
リンク
いつでも里親募集中
検索フォーム
リスト集
月別アーカイブ
QRコード
QR
福猫応援団